ナイジェリア:農業再開に向け作付け用の種をウロ・ダディの世帯へ配付

14/08/2019

©A.Baiye/ICRC

ナイジェリア東部に位置するアダマワ州の州都ヨラの近郊にあるベヌエ川の氾濫原に暮らすウロ・ダディ。農家と放牧者の開拓地ネットワークに属する村。

 

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ウロ・ダディの主な産業は漁業と農業。種や財産を失い、生活の術は現地の池での漁だけ。この池は、毎年雨季にベヌエ川の氾濫後にのみ現れる。

 

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捕まえた魚を売って家族の食費に充てる。一日の稼ぎは平均350円程度。

 

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ナイジェリア北部の主食のトゥオを作る女性。材料はトウモロコシやキビ、米粉。作付け用のトウモロコシや米がウロ・ダディの各世帯に配付された。

 

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ウロ・ダディへの攻撃で破壊された家の再建に励む男性。現地の労働力と材料を用いて77軒を再建するため、ICRCはコミュニティの支援を行っている。

 

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攻撃の傷跡が残る店の店主。作付け用にトウモロコシと米がICRCから配付され、さらに農具と食料購入の助成金も受ける。コミュニティへの助成金投入で地元経済を活性化する。

 


ICRCは4月、ウロ・ダディ村の200世帯に作付け用のトウモロコシ、米、ササゲマメを配付しました。各世帯には食料と農具の購入費用として助成金も供与。武力紛争や暴力の被害を受けた80,000世帯余を対象に、ICRCは多様な農業支援を行っています。

 

ウロ・ダディの村民の日常は、異なる集団間の暴力により崩壊しています。チャド湖周辺の紛争の影響を受けて、人道危機は昨今さらに悪化。厳しい状況が10年も続いています。家や財産、農作物は暴力により壊滅し、コミュニティが生活を維持できる資源はわずかしか残されていません。


フォトギャラリー:2019年7月10日