ウクライナ:紛争境界線に住む子どもを守る

17/10/2019

©Y.Nosenko/ICRC

2017年11月、学校帰りのドネツィクの子どもたち

紛争境界線沿いのウクライナ東部ドンバスの学校に通う子どもは、いつも命の危険と隣り合わせだ。通学路には地雷や不発弾があちこちにあり、時には砲撃されることも。

 

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2018年11月、幼稚園の廊下で砲撃を避けるこどもたち。

村外れから砲撃音が聞こえたため、幼稚園の廊下に退避する教師と子どもたち。

 

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2018年11月、小学校の避難訓練風景

戦闘が続くドンバスで、砲撃に備えて避難訓練をする子どもたち。訓練では、身の危険を確認したら速やかにその場を離れ、できるだけ安全な場所に避難するまでを行う。

 

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2018年11月、小学校の避難訓練風景

教師は学科の他にも子どもたちの安全確保に関わる多くのスキルテストに合格しなければならない。駆け足で避難所まで児童を安全に誘導するのもスキルの一つ。

 

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2018年2月、砲撃を受けたときの安全確保について学ぶ子ども

砲撃やその他緊急事態が発生した際の安全行動のルールを子どもたちに徹底して覚えてもらうために、ICRCは実践的なガイドラインを配付している。

 

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2017年11月、地雷について学ぶ子どもたち

境界線地域に住む子どもたちは、安全行動のルールを覚える必要がある。地雷や不発弾などの不審なものを見つけた場合の対処方法もその一つだ。ICRCメンバーが、子どもたちに脅威となるものの見分け方や、その回避方法などを説明する。

 

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2018年4月、劇を通じて地雷の怖さを学ぶ子どもたち

身近なキャラクターに扮した舞台俳優らが演じる劇を通じて、地雷の怖さを学ぶ子どもたち。

 

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2018年4月、パズルを通じて地雷のリスク学ぶ子どもたち

子どもたちに地雷について熱心に学習してもらうように、次のメッセージを込めたジグソーパズルを開発した。「不審物を見つけたら、近づいたり触ったりしないこと」

 

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2018年11月、地雷の脅威の説明を受ける幼稚園教諭

地雷や不発弾の注意喚起をしなければならないのは子どもだけではない。戦後も残る爆発物の脅威について、幼稚園教諭向けの説明会を定期的に行う。緊急事態にどう対応すべきか、担当する子どもたちをいつでも指導できるように訓練を行う。

 

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2018年8月、幼稚園に設置したサンドイッチパネル

学校や幼稚園の安全確保のため、サンドイッチパネル設置を推進し、爆弾の破片で窓ガラスが割れるのを防く。教育機関に対して避難所や安全な場所に必要な基本資材も提供する。

 

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2018年11月、校舎や園舎の窓に貼る防爆フィルム

紛争地帯の幼稚園や学校に貼る防爆フィルムを配付している。爆風のため窓ガラスが割れると、防爆フィルムがガラスの飛散を留めるので、ケガを防ぐことができる。


フォトギャラリー:2019年5月31日