赤十字国際委員会×上智大学 公開セミナー「ミャンマー ラカイン州における人道危機」

イベント 23/05/2018

C. Hanger/ICRC

 

来る7月2日(月)、赤十字国際委員会(ICRC)は、上智大学国際協力人材育成センターと共に「ミャンマー ラカイン州における人道危機」と題してセミナーを開催します。

 

ミャンマーのラカイン州では、2017年8月に発生した武力衝突を受けて、60万以上の人々が国内の他地域や隣国バングラデシュへ避難しています。しかし、暴力の影響を受けた同州北部地域に残った住民たちは、いまだ安全や経済的保障、基本的な公共サービスへのアクセスが確保されず、コミュニティー間の緊張にさらされるなど、厳しい状況下に置かれています。家族と離れ離れになり、連絡が途絶えたままの人たちも少なくありません。現地の支援ニーズは高まっています。しかし、多くの人道支援組織がさまざまな理由から同州北部での活動を停止しています。そんな中、ICRCは現地のミャンマー赤十字社と連携して2017年9月以降、人道支援を展開しています。

 

左:R R. Sircar/ICRC 右:H Y. Eain/ICRC

本セミナーでは、ICRCヤンゴン代表部首席代表であるファブリツィオ・カルボーニが現地の最新状況やニーズ、今後の課題等について講演するほか、バングラデシュ側で支援を展開している日本赤十字社と難民を助ける会(AAR Japan)が危機発生時から実施してきた支援活動について紹介します。

また、外務省および学術界からもパネリストが登壇する予定です。ミャンマーおよびバングラデシュに対する日本政府の中・長期的な取り組みについて説明するほか、現在直面している人道危機の課題や日本の役割についても議論します。

 

ぜひ奮ってご参加ください。

 

【セミナー開催概要】

  • 日時:2018年7月2日(月)18時~20時(開場:17時半)
  • 場所:上智大学四谷キャンパス2号館17階 国際会議場
  • アクセス方法は、上智大学のウェブサイトをご覧ください。
  • 使用言語:日本語および英語(同時通訳有)
  • 主催:赤十字国際委員会(ICRC)、上智大学国際協力人材育成センター
  • 後援:外務省、日本赤十字社、難民を助ける会(各申請中)
  • 参加申込方法:以下の登録サイトよりお申し込みください。<要事前登録>
  • 赤十字国際委員会×上智大学 公開セミナー「ミャンマー ラカイン州における人道危機」
  • 問合せ先:ご質問等がございましたら下記までご連絡ください。
  • 上智大学国際協力人材育成センター
    hrc-ic[at]cl.sophia.ac.jp ※[at]を@に変換
  • パネリスト:

長  有紀枝     AAR Japan[難民を助ける会]理事長(ファシリテーター)

1991年よりAAR Japanの専従職員となり、カンボジア、旧ユーゴスラビア、モザンビーク等での緊急支援活動経て専務理事・事務局長に就任。地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)の地雷廃絶活動にAAR Japan代表として携わる。2008年7月より現職。2010年4月より立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・立教大学社会学部専任教授

 

 

ファブリツィオ・カルボーニ     ICRCヤンゴン代表部首席代表

1998年にICRCジュネーブ本部法務部でインターンとして働いた後、1999年11月より正規職員となりアフガニスタンに赴任。その後、現場および本部において様々な事業に関与。2010~13年には本部において多国籍組織と理論および人道活動を担当する部門の次長を務める。2017年から現職。

 

 

片岡   昌子     日本赤十字社国際部国際救援課救援係長

2007年、日本赤十字社入社。本社国際部にて離散家族支援等を担当後、同社千葉県支部で広報や青少年赤十字事業に携わる。2014年から3年間、赤十字国際委員会(ICRC)へ出向し、ミャンマーやガザといった人道支援の現場を経験。2017年8月以降の同社のバングラデシュ南部避難民支援では、現地にてプロジェクトマネジャーとして支援の統括と実施に当たっている。

 

中坪  央暁     AAR Japan[難民を助ける会]コックスバザール事務所駐在員

毎日新聞ジャカルタ特派員、編集デスクを経て、国際協力分野の専門ジャーナリストとして南スーダン、ウガンダ北部、フィリピン・ミンダナオ島などの紛争復興・平和構築支援の現場を取材。2017年11月にAARに入職し、ミャンマー避難民支援活動に従事。

 

 

増島  稔     外務省国際協力審議官

1986年に経済企画庁に入庁し、内閣府政策統括官(経済財政分析担当)付参事官、経済協力開発機構日本政府代表部参事官、経済社会総合研究所上席主任研究官、景気統計部長などを経て2016年より現職。

 

 

 

小松  太郎     上智大学 総合グローバル教育センター長

国際協力機構(JICA)パキスタン事務所に1996年より教育セクター企画調査員として勤務。その後UNESCOパリ本部教育局やボスニア事務所、国連コソボ・ミッション(UNMIK)、JICAアフガニスタン事務所等で教育分野の専門家として勤務。2013年より上智大学教授。研究分野は、途上国や紛争後の社会における教育政策、ガバナンスと行政、 教育と社会的結束/平和構築。

 

 


上智大学同セミナー情報
https://www.sophia.ac.jp/jpn/event/2018/0702_icrc.html
The seminar information on Sophia University’s website
https://www.sophia.ac.jp/eng/event/2018/0702e_icrc.html