サナアの悲しい物語~イエメンの首都で続く紛争

激しい戦闘。止まない空爆。コレラ感染やその他の予防可能な病気の拡大。腎不全患者向け治療の衰退。破壊された医療システム。

 

支援を必要としている人たちが2000万人以上いるイエメンは、世界最悪の人道危機に瀕しています。続く紛争の真っ只中に置かれた人々にとって、一刻の猶予もありません。

 

少し前までは、青空市場やサナアの旧市街の狭い路地は、行商人や観光客で賑わっていました。激しい紛争から3年が経ち、日常のほぼ全てが紛争の被害を受けています。

 

ひっきりなしに続く日常的な停電から、がれきや倒壊したビルに囲まれて厳しい生活を送りながらも、サナアの人々は希望を捨てずに暮らしています。

 

赤十字国際委員会(ICRC)は、できる限りのあらゆる方法で支援を行うために24時間態勢で活動しています。2017年のみで300万の人々に安全な水と衛生的な環境――混沌とした時期に欠かせない生活環境――へのアクセスを支援。約87万9000人の避難民が、さまざまな形で支援を受け取りました。