赤十字運動

 

■ 国際赤十字・赤新月運動(赤十字運動)

創始者アンリー・デュナンが唱えた赤十字思想─傷ついた人々を敵味方の区別なく救うこと─は、赤十字国際委員会(ICRC)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)、そして各国の赤十字社・赤新月社の3つの機関によって受け継がれています。

THEMOVEMENT-3

【図を拡大する】

日本赤十字社は、3つ目の各国赤十字社・赤新月社に区分されます。ICRCは紛争下での支援・保護活動に徹し、各国赤十字社・赤新月社は主に国内で医療および自然災害の分野において活動を展開、IFRCは190カ国の赤十字社・赤新月社の活動を支援・推進し、各社間の調整を行っています。 紛争地域で災害・医療支援が行われる場合、ICRCが主導機関となることが多く、他の機関と連携しながら任務にあたります。

自らの活動を組織するだけでなく、協力機関の活動も調整し支援体制を作ります。 国際人道法や国際赤十字・赤新月運動の基本原則の普及、保健医療の提供、離散家族などの情報交換も緊密な連携の下、行われます。

国際赤十字・赤新月社連盟(外部サイトへ/英語)    日本赤十字社(外部サイトへ)

 

■ 赤十字の7原則

ICRC、各国赤十字・赤新月社、IFRCの3つの機関は7つの基本原則を共有し活動する世界最大の人道支援ネットワークです。

Untitled-1

人道(Humanity)
人間のいのちと健康、尊厳を守るため、苦痛の予防と軽減に努めます。

Untitled-1

 

公平(Impartiality)
いかなる差別もせず、最も助けが必要な人を優先します。

Untitled-1

 

中立(Neutrality)
すべての人の信頼を得て活動するため、いっさいの争いに加わりません。

Untitled-1

 

独立(Independence)
国や他の援助機関の人道活動に協力しますが、赤十字としての自主性を保ちます。

Untitled-1

 

奉仕(Voluntary Service)
利益を求めず、人を救うため、自発的に行動します。

Untitled-1       

単一(Unity)
国内で唯一の赤十字社として、すべての人に開かれた活動を進めます。

Untitled-1

 

世界性(Universality)
世界に広がる赤十字のネットワークを生かし、互いの力を合わせて行動します。

 

 

■ 赤十字とノーベル平和賞

1901年 ICRCの創設者、アンリー・デュナンが第一回ノーベル平和賞を受賞

1917年 第一次世界大戦下における人道支援活動に対してICRCが受賞

1944年 第二次世界大戦下における人道支援活動に対してICRCが受賞

1963年 発足100周年を迎えたICRCは、IFRCと共に受賞