【プレスリリース】5月8日は世界赤十字デー 世界最大の人道支援ネットワークを駆使して「生きる力」を支える

2014.05.08
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原宿表参道に掲げれた100枚の赤十字フラッグ ©H.Homma/ICRC

 

赤十字運動(正式名:国際赤十字・赤新月運動)には世界で約1,700万人のボランティアが参加しています。「人のために。誰かのために」という思いが結集して、世界最大の人道支援ネットワークが築き上げられました。70億人といわれる世界の人々と私たち赤十字は、さまざまな形で関わっています。被災地や医療現場でのふれあいにとどまらず、献血や救急法の講習、街頭募金などを通じて、気がつくと皆さまの身近なところに赤十字は存在しています。それは、一世紀半にわたって、国籍や宗教、敵味方に関係なく全ての人々に寄り添い、公平に手を差し伸べてきた組織の、揺ぎない信条によって築き上げられてきたものです。

赤十字を構成する赤十字国際委員会(ICRC)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)、そして日本赤十字社を含めた世界の189の赤十字社・赤新月社は、その活動の歴史と規模では世界一を誇る、国際支援・保護を行う運動体です。私たちは、本日の世界赤十字デーを迎えるにあたり、世界中の苦しんでいる人々のもとへ今後もいち早く駆けつけ、地域を支えながら、生きる希望を与える存在であり続けたいと、決意を新たにしました。「赤十字がいるから大丈夫!」。「困ったときの赤十字!」。これからもこうした皆さまの信頼に応え、より多くの人たちの力になることが、私たちの心からの願いです。

世界赤十字デーと日本赤十字社の創立を記念して、5月は「赤十字運動強化月間」です。「誰かのために役立ちたい」というあなたの思いを、赤十字を通して実現してみませんか?私たちは期間中、以下のイベントを開催しています。

 

■ 5月5日(月)~5月18日(日):
赤十字フラッグ100枚の掲出
<場所>原宿表参道中央分離帯並びに歩道街路灯
(山手線原宿駅から地下鉄表参道駅までの約1㎞区間:都道413号線)

原宿アストロビジョンでの赤十字運動月間CMの放映
<場所>明治通りと表参道がクロスする神宮前交差点
<CM放映時間>10:00~22:00の毎時 (1時間に4回)

表参道周辺ショップの店内での募金箱設置
<協力店舗>
・ 表参道・新潟館ネスパス[アンテナショップ]
・ ダイアナ[婦人靴]
・ 京橋千疋屋[飲食店]
・ 茶-Cafe/遊茶[飲食店]
・ KINJI原宿店[服飾店]
・ 八千代銀行原宿支店[銀行]

 

■ 5月8日(木)~5月30日(金): 菅原一剛写真展「赤十字への道」
赤十字の創設者アンリー・デュナンの足跡を辿る旅
<場所>日本赤十字社本社1階ロビー

 

■ 5月16日(金): “100 pictures for 100 years”キャンペーン開始。
第一次世界大戦の開戦から100周年を機に、日本が参戦した8月23日までの100日間、当時の写真をICRCがツイッターで一日一枚配信
ICRC公式ツイッター:@ICRC_jp 

また、日本赤十字社のウェブサイト上では、特設サイトを設けて、日本赤十字社の事業を映像などを通して紹介しています。ぜひご覧ください。

 

赤十字国際委員会(ICRC)
日本赤十字社