エチオピア:社会的弱い立場の人々への支援に力をいれた2017年
2018.04.10
2017年、赤十字国際委員会(ICRC)はエチオピアでの活動の成果を最大限高めるために、政府などの国家機関と協力して、社会的弱い立場にある集団や個人のニーズに応えました。同国での人道課題として、国内避難民や干ばつへの対応に注目が集まっています。
障害のある何千もの人々が、ICRCの支援を受ける施設のネットワークを通して提供された機器の恩恵にあずかりました。また、ICRCは、何万もの捕虜たちが拘束された生活環境を調査したほか、エチオピア赤十字社とのパートナーシップを通じて難民が家族と連絡を取り合うのを手助けしました。
2017年のエチオピアでの活動のハイライト
50,000人近い被拘束者を訪問し、生活状況を調査しました。
難民や帰還民が家族と連絡を取り合うために、無料通話を72,000回提供しました。
890人のエチオピア人がエリトリアから帰還するのを支援しました。
34,500人の被拘束者による水や衛生施設へのアクセス方法改善させました。
164,000人近い避難民に食料品以外の物資や避難所の資材を配付しました。
障がいのある6,500人に身体リハビリテーション・サービスへのアクセスを提供しました。
400人以上の軍の関係者に対して国際人道法(IHL)のトレーニングを実施しました。
原文は本部サイト(英語)をご覧ください。