イエメン:アビヤンでICRC職員が殺害される

2012.06.20

Sana’a/ジュネーブ(ICRC)?イエメン南部のアビヤン州で20日朝、ICRC職員のHussein Salehが活動中に殺害されたことを受け、私たちは深い悲しみと失望に包まれています。12

事件当時Salehと他3名の職員は、戦闘によって深刻な被害を受けている地域の人道状況を調査していました。今回の事件の背景は明らかになっていません。

ICRCイエメン代表部首席代表のEric Marclayは、「私たちは、友であり同僚であったSalehの死に大きな衝撃を受けています」と述べました。続けてMarclayは、「Salehはモチベーションが高く、献身的に働いていました。南部の何万もの人々を助けるという使命を持ったチームの中で非常に重要な役割を担っていたのですが、人道活動中に命を落としてしまいました」と語りました。

ICRCは、Salehのご家族とご友人に心よりお悔やみ申し上げます。

Salehは、イエメン国籍の35歳。2年前にICRCに入り、イエメンの南部の港湾都市AdenにあるICRC事務所で、所長のアドバイザーを務めていました。妻と4人の子供がおり、まもなく5人目の子どもが生まれる予定でした。

詳細な記事はICRCジュネーブ本部(英語)で確認できます。