シリア:シリア赤新月社ボランティアが殺害される

2012.04.25

ダマスカス/ジュネーブ(シリア赤新月社/ICRC) - 4月24日夕方、シリア赤新月社ボランティア1人が活動中に殺害され、他3人が負傷しました。死亡したボランティアはダマスカス郊外のDouma市で応急処置の活動に従事しており、殺害時は赤新月の標章がはっきりとついた車に乗っていました。

シリア赤新月社とICRCは、シリアにおいて救命救急従事者の尊重が欠落していると強く訴えています。

シリア赤新月社のAbdul Rahman al-Attar社長は、ボランティアが亡くなったことについて
「深い悲しみと大きな衝撃を感じています」と心情を述べました。「このようにシリア赤新月社が巻き込まれた悲劇は、ここ8ヶ月足らずで三度目です」

助けを必要としている人々のために、公平で中立な立場にたっていのちを救うことが赤十字社、赤新月社の活動目的です。この人道的活動は、いついかなる時も、尊重されなくてはなりません。

詳細な記事はICRCジュネーブ本部(英語)で確認できます。