ロシア:洪水の被害者を赤十字が支援
2012.07.11
モスクワ(ICRC/ロシア赤十字社/国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC))―今月6日にロシア南部Krasnodarsky Krai地域の町Krymskで起きた洪水により、多くの人々が甚大な被害を受けています。ICRCはロシア赤十字社のボランティアと共に、支援を必要としている人のもとへ直接赴き活動しています。
ICRCはロシア赤十字社の要請を受け、毛布3,000枚、ろうそく6,000本、台所用品600セット、テント600個、燃油缶600缶をKrymskに届けました。
今後ICRCとロシア赤十字社は、同地方の別の町Gelendzhicの 600世帯に対しても同様の人道支援活動を行う予定です。これにより約6,000人に支援が届くことになります。
IFRC統括の下、IFRC、ロシア赤十字社、ICRCの三者は、この洪水により被害を受けた人々に対して効果的に支援を提供できるよう協力体制をしいています。
すでにロシア赤十字社の20以上の支部が、洪水で被害を受けた人々への物資や寄付金を集め出しています。
IFRCは被害を受けた1,000世帯(約4,000人)を支援するため、災害救援基金から30万スイスフラン(約2,400万円)を割り当てました。この中には、食料や物資の配布、感染症予防のための衛生活動などが含まれます。
IFRCは洪水で被害を受けた人々を救援するため、世界中に支援を呼びかけています。
詳細な記事はICRCジュネーブ本部(英語)で確認できます。