フィリピン:Maguindanaoでの武力衝突による避難民を支援
2012.08.15
マニラ(ICRC)- 先週ミンダナオ中央部で起きた武力衝突により避難生活を余儀なくされている約2200人の人々へ、8月15日、ICRCは生活必需品を支援しました。
ICRCはフィリピン赤十字社とともに、調理器具、衛生用品、生活必需品などを武力衝突の被害を受けたAmpatuanにある四カ所の避難所に配付しました。
「過去数日間の調査を通し、避難所での生活には、大雨対策など依然として課題があることが分かりました。彼らは身ひとつで家を離れてきたため、生活用品を何も持ってきていません。依然として治安が悪いため、家に物を取りに帰ることもできません」とICRCコタバト事務所所長のChristoph Polajnerは状況を話しました。
MalatingにあるAmpatuan高校、イスラム神学校、Kauran 市場、Mahat イスラム学校に避難した468世帯にそれぞれ鍋、石鹸、蚊帳、布団、防水シート、燃料缶などを供給しました。併せてICRCは、下痢止め薬も配付しました。
さらに、武力衝突よって負傷した人々を救うため、ICRCは50人分の包帯、抗生物質、そして鎮痛剤をShariff Aguakにある州の衛生局に届け、戦闘によって負傷した5名分の治療費を支援しました。
詳細な記事はICRCジュネーブ本部(英語)で確認できます。