イスラエル・パレスチナ自治区:医療関係者を支援

2012.11.16

ICRCはパレスチナ自治区ガザとイスラエルの間で続く戦闘が一般市民に直接的な被害を及ぼしている現状に懸念を抱いています。ICRCはこの状況を注視しつつ、イスラエルおよびガザ当局と定期的に接触しています。

ICRCイスラエル・パレスチナ自治区代表部の首席代表Juan-Pedro Schaererは次のように説明します。「パレスチナ赤新月社とダビデの赤盾社(イスラエルの赤十字社に相当)は、厳しい治安状況にも関わらず負傷者を治療し、人々を病院へと避難させるため24時間態勢で活動しています。ICRCはガザ保健省や赤十字パートナーによる負傷者の治療を支援しています」

過去2日間でICRCが行った活動は次の通りです。

・ ガザ保健省に対し、薬、消耗品、点滴、包帯を提供。同保健省はその後、配付された物資を病院に供給。
・ ガザ地区で活動する救急車に包帯を提供。
・ 今後数日間のうちに配付する薬や消耗品を積んだ大型トラック10台を受け入れるための調整。
・ 食料、台所用品、毛布、衛生用品、テントなどを被害を受けた世帯に一両日中に配付するため、ガザで戦闘被害を受けた家々に関する情報収集を開始。

詳細な記事はICRCジュネーブ本部(英語)で確認できます。