イラン・イラク:1980-1988の戦争が終結してもいまだに消息が分からない行方不明者

2014.10.10

バサラの身元不明者が埋葬されている墓地を歩く施設職員© Getty Images / ICRC / E. Ou

1980年から1988年まで続いたイラン・イラク戦争では、今もなお何万もの人々の行方が分かっていません。残された家族は現在もその悲しみを乗り越えることができず、愛する者の消息を知りたいと切望しています。

私たちは、イランとイラクの両国に眠る遺体の祖国帰還を支援し、法医学専門家への訓練を行い、両国の法医学研究所に専門器具を提供するなど、イランとイラク当局双方の取り組みを支援しています。

2014年10月10日、私たちの呼びかけの下、両国の政府高官がジュネーブに集い、会合を行いました。そこでは、イラン、イラク、およびICRCで構成する三者委員会が行っている、行方不明者に関する情報収集の進捗とこれまでの成果が共有されました。

詳細は ジュネーブ本部ウェブサイト(英語)をご覧下さい。