アフガニスタン :厳しい冬が到来、支援を受け取る被拘束者

アフガニスタン
2016.01.18

厳しい冬が間近に迫るアフガニスタン。11月と12月を通して、国内88カ所の収容所に拘束されている約35000人とそこで働く3600人以上に毛布や防寒具、その他の生活必需品を届けました。アフガニスタンでは、暖房が機能する収容所がほとんどないため、毛布や暖かい衣服で寒さから身を守り、タオルや石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、洗剤などの日常品によって日々の生活をしのいでいます。カブールのプリチャルキ収容所ならびにヘルマンドとバルフにある地方刑務所の3カ所で赤十字国際委員会(ICRC)が活動している様子を写真で紹介します。

アフガニスタン、ラシュカルガーのヘルマンド地方刑務所 人道支援物資をトラックから降ろす被拘束者。11月だけで、1000人の被拘束者と200人の警備員が物資を受け取った ⓒNorimasa Tochibayashi/ICRC

アフガニスタン、ラシュカルガーのヘルマンド地方刑務所。物資を手渡す前に、全ての荷物を確認する警備員 ⓒNorimasa Tochibayashi/ICRC

アフガニスタン、マザリシャリフのバルフ地方刑務所。被拘束者約900人と警備員88人に生活必需品を配付する様子 ⓒFarshad Usyan/ICRC

アフガニスタン、マザリシャリフ。冬服を受け取るために並ぶ被拘束者 ⓒFarshad Usyan/ICRC

アフガニスタン、カブールのプリチャルキ刑務所 毛布を独房に運ぶ ⓒOlivier Moeckli/ICRC

アフガニスタン、カブールのプリチャルキ刑務所 救援物資を手にする被拘束者 ⓒOlivier Moeckli/ICRC

アフガニスタン、カブールのプリチャルキ刑務所 生活必需品を受け取った被拘束者。支援は11月の5日間だけで、9000人以上の被拘束者と1400人の職員に行き渡ったⓒOlivier Moeckli/ICRC

アフガニスタン、カブールのプリチャルキ刑務所 冬を乗り越えるために必要な生活必需品を、被拘束者全員が受け取ったか確認するICRC職員。被拘束者が抱える他の問題についても話し合う機会となる ⓒOlivier Moeckli/ICRC