ウクライナ:地雷やその他の爆発性戦争残存物(ERW)に巻き込まれないよう、安全確保をを呼びかける
2015.07.27
ウクライナ東部で戦闘に参加している双方の前線では、地雷や爆発性戦争残存物(ERW)を誤って踏んでしまう一般市民があとを絶ちません。武器携帯者だけでなく、子どもなど一般市民が連日、無差別に効果を及ぼす兵器の犠牲となっています。
地雷のリスクに関する啓発活動の訓練を受けた赤十字のボランティアが、学校や地元のコミュニティを訪れ、武器に汚染された地域でどのように安全を確保すればいいのか、教えています。地雷を踏んで治療を受けるより、あらかじめリスクを認識し予防に努めることが大切です。
「以前はあまり関心が高くありませんでした。しかし、今では大きな脅威と受け止められていて、人々の自覚が芽生えいます」と前線の町マリンカで市長代理を務めるアンドレイ・ガブリッシュは話します。
「もし地雷を見つけたら、どのように行動すればいいのかを一番知りたいです」とマリウポリの学生であるアリヨナは話します。
「このようなことを教えてもらうのは大切だと思います」とアリヨナの友人マークは話します。「学生は、地雷を見つけたら何をすべきか、どうすればいいのかを知っておく必要があります」。
原文は、本部サイト(英語)をご覧ください。