レバノン:北部で1万5800人以上の子どもへの予防接種を支援
赤十字国際委員会(ICRC)は2週間にわたり、レバノンの23カ所の村と北部アッカール県にある500ものインフォーマルな居住地に住む(土地の所有権を持たずに公共用地などに無許可で住むこと)1万5800人以上の子どもに予防接種を行いました。
ICRCチームは、できるだけ多くの5歳未満の子どもが支援を受けられるよう、サヘル地方の家屋やテントを一つ一つ訪問。予防接種キャンペーンはレバノン赤十字社と公衆衛生省との連携によって実現しました。
【レバノン北部アッカール県アル・サヘルのシリア難民キャンプ】 ICRCのチームは、地方自治体や経験豊富な看護師、レバノン赤十字社のボランティアと協力して1万5000人以上の子どもを支援をしている。(c) M.Tahtah/ICRC
【レバノン北部アッカール県アル・サヘルのシリア難民キャンプ】 支援対象の家族と一緒に過ごすICRCのスタッフ。予防接種を子どもに受けさせる利点を説明したり、彼らからの質問に答える。(c) M.Tahtah/ICRC
【レバノン北部アッカール県アル・サヘルのシリア難民キャンプ】 シリア難民の流入に伴い、サヘル地方の村や町における保健・教育サービスの質の低下が進んでいる。(c) M.Tahtah/ICRC
【レバノン北部アッカール県アル・サヘルのシリア難民キャンプ】 7万2000もの人が住むアッカ―ル県サヘル地方。シリア危機が始まって以降、6万人以上のシリア難民を受け入れてきた。(c) M.Tahtah/ICRC
【レバノン北部アッカール県アル・サヘルのシリア難民キャンプ】 増え続けるシリア難民によってキャンプ内の衛生環境が悪化しているサヘル地方について、公衆衛生省は、居住者が最も弱い立場に追いやられている地域とした。 (c) M.Tahtah/ICRC
【レバノン北部アッカール県アル・サヘルのシリア難民キャンプ】 予防接種など十分な治療を受けられずにいるため、流行病蔓延の危険性が大幅に高まっている。(c) M.Tahtah/ICRC