アフガニスタンとパキスタンは戦闘行為の抑制と鎮静化を
アジア・大洋州
2026.03.05

©ICRC
赤十字国際委員会(ICRC)のミリアナ・スポリアリッチ総裁による声明。
私たちは、アフガニスタンとパキスタンの間における深刻な軍事対立の激化を目撃しています。当該地域の人びとは、過去数十年にわたって、紛争や強制的な移動、喪失の日々に耐え続けてきました。紛争が、愛する人びとやコミュニティーにどんな影響を与えてきたのかを目のあたりにし、実感してきました。
民間人や負傷者、そして現段階で戦闘に参加していないすべての人びとは保護され、人道援助は被害を受けたすべての人びとに届けられなければなりません。病院は機能し続ける必要があり、重要なサービスへのアクセスは保障されなければなりません。それは決して特権などではなく、国際人道法上の義務です。
ICRCは、アフガニスタン赤新月社とパキスタン赤新月社の仲間とともに、当局と連携しながら現場の人道ニーズに対応する準備を整えています。国境の両側では、戦闘で負傷した人びとを治療するため医療施設を支援することが当面の焦点となります。しかし、いかなる人道的対応も、戦争のルールを尊重し、事態の鎮静化を優先する政治的意思に取って代わることはできません。
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