新潟・上越市で「平和展」始まる
イベント
2020.07.10
新潟県上越市で毎年行われている「平和展」。戦後75年の今年は、私たちICRCも参加し、「市内の戦争にまつわる出来事」をテーマに、昨日9日にオープニングを迎えました。
会場は6つのセクションで構成されています。国内の資料を展示したコーナーから始まり、原爆写真パネル、広島平和記念式典に参加した中学生の報告、折り鶴コーナーと続きます。
そして、日本を離れて、現在も世界のさまざまな都市で続いている戦争・紛争に巻き込まれた市民の生活や街の様子を写真パネルで紹介。「市街地で繰り広げられる戦闘」「壊された日常」「人々の生活」「ICRCの活動」の4つのテーマを設け、私たちが日々寄り添っている戦時下の人々の日常を垣間見れる内容となっています。
同じコーナーには、日本赤十字社新潟県支部が提供した地雷のレプリカや「私たちにできること」と題したパネルも展示。戦争が終わった後も人々を苦しめる地雷問題について、一緒に考える機会を提供しています。
会場にはDVD上映コーナーも設けられ、戦時の日本と世界、それぞれに生きる人々に思いを馳せつつ、改めて平和について考える空間となっています。
「平和展~市内の戦争にまつわる出来事~」は、上越市立高田図書館内の小川未明文学館で8月16日まで開催中。展示ガイド会やおはなし会などのイベントも休祝日に実施されます。(入場・参加無料、事前申し込み不要)
詳細はこちらのチラシをご覧ください。