オンラインセミナー:赤十字国際委員会(ICRC)の国際職員の仕事とキャリア

イベント
2021.06.10

赤十字国際委員会(ICRC)は、戦争や武力紛争およびその他暴力の伴う事態によって犠牲を強いられた人々に対して人道的保護と支援を行う、公平にして中立、かつ独立した国際組織です。その活動は、収容所の人道状況のモニタリング、離散家族の連絡回復・再会支援事業、生活の自立支援や食料・水・避難所の提供など多岐にわたり、現場では様々な背景や職歴を持つ職員が活躍しています。

一度始まってしまうと出口が見えなくなってしまう昨今の紛争下で、コロナ禍、経済の悪化、不平等の拡大、気候変動などさまざまな問題が重なり、世界中で弱者の置かれている状況が悪化し、人道ニーズは高まる一方です。ICRCは約100カ所の拠点に約2, 700人の国際要員(デレゲート)を派遣し、各国で採用された1万5,000人の現地要員と共に、紛争下で最も弱い立場にいる人々に寄り添っています。

本セミナーでは、現在ICRCで活躍する日本人職員が自身のキャリアを紹介するとともに、ICRCの採用プロセスや、どのような人材を求めているのかについて、HRマーケティング担当がお話します。

ご参加を希望される場合は、以下よりお申込みください。

セミナー概要

    プログラム

  • 16.00-16.05 : 冒頭挨拶
  • 16.05-16.25 : ICRCの主な活動紹介
  • 16.25-16.55 : 日本人国際職員 (デレゲート) による経験談
  • 16.55-17.10 : 採用情報 – 国際職員・インターンの応募条件・方法など
  • 17.10-17.30 : 質疑応答

登壇者

川崎 弥智都 (副プロテクションコーディネーター)
略歴:日本で学士、フランスで修士(2つ)を取得。在モーリタニア日本国大使館専門調査員の後、2011年4月よりICRC勤務。2021年6月よりアフガニスタン副プロテクションコーディネーター。ICRCでは他にイスラエル・パレスチナ占領地(field delegate: 2013-2014, deputy protection coordinator: 2019-2021)、ニジェール(protection delegate:2014-2016)、イラク(protection team leader:2016-2017、deputy head of sub-delegation)にて勤務経験あり。インタビュー記事はこちら