国際人道法模擬裁判大会 国内予選参加者募集
赤十字国際委員会(ICRC)は、国際人道法(International Humanitarian Law:IHL)模擬裁判大会国内予選の参加チームを募集します。日本国内の大学および大学院に在籍する方であれば、どなたでも参加可能です。奮ってご参 加下さい。
チラシはこちら
国際人道法模擬裁判大会は、国際人道法を、机上の学問としてのみでなく、武力紛争の現場で実際に適用されるルールとして、より多くの学生に理解を深めてもらうことを目的とした世界的な催しです。国内予選はICRC駐日事務所の主催により平成22年に始まり、今年で5度目となりま す。4人一組で構成された出場チームは、武力紛争下における捕虜の取り扱いや無差別兵器の使用等、国際人道法の遵守に関わる設定問題に対し、原告(検察)側と被告側に分かれて弁論します。平成25年度の国内予選では、同志社大学チームが優勝しました。
国内予選で優勝したチームには、平成27年3月(予定)に香港で行われるIHL模擬裁判アジア・太平洋地域大会への出場資格が与えられます(旅費はICRC負担)。
詳しくは下記応募要領をご覧下さい。多くの方のご参加をお待ちしています。
■大会概要
日 時:平成26年12月6日(土)、7日(日)の二日間
場 所:大阪大学 豊中キャンパス
使用言語:英語
お申し込み/お問い合わせ: IHL模擬裁判大会国内予選事務局
Email: ihlmootcourtjapanround@gmail.com
※お申し込み・お問い合わせは、必ずEmailにてお願いします。なお、聴講は無料です。
■国内予選までのスケジュール
8 月 4 日(月) 規則、問題発表、チーム登録受付開始
10月20日(月) チーム登録締め切り
10月24日(金) クラリフィケーションに関する質問提出期限
11月 4 日 (火) クラリフィケーション発表
11月17日(月) メモリアル及び弁論者リスト提出期限
11月28日(金) 対戦相手校通知、メモリアル交換
12月 6日 (土) 国際人道法模擬裁判 第一日
12月 7日 (日) 国際人道法模擬裁判 第二日
■問題文はこちら
■大会規則はこちら
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国際人道法とは?
武力紛争(戦争)において、負傷したり病気を患った兵士や捕虜、そして武器を持たない一般市民の人道的な取り扱いを定めた国際法です。「国際人道法」 という名称の条約は存在せず、「1949年のジュネーブ四条約」、「1977年の二つの追加議定書」、「2005年の第三追加議定書」を中心とした、様々な条約と慣習法の総称が「国際人道法」です。