【募集情報】インターン

お知らせ
2018.02.08
——今回の募集は終了しています——–

 

赤十字国際委員会(ICRC)駐日事務所では、人道的活動や国際人道法に興味があり、リサーチ業務、もしくは広報関連の制作を手伝ってくださるインターンを募集しています。
↓↓↓体験談はこちら↓↓↓

 

1.リサーチ・インターン

【業務内容】
・日本語及び英語で、日本・アジア太平洋地域における政治経済に係る情報収集及び分析
・英語(場合により日本語)による上記に係る報告書等の作成
・翻訳、通訳(日本語及び英語)
・カウンターパートとの連絡調整業務
・各種イベントのアテンド、手伝い
・その他、事務全般

 

【応募資格】
・日本語及び英語に堪能な方
・英語による質の高いレポートが書ける方
・国際政治学、国際法等を専攻し、人道問題、国際関係に興味がある方
・MS Word、Excel、PowerPoint等を使って作業ができる方
・国籍問わず、明るく健康な方

 

【募集人数】
若干名

 

【業務期間 】
2018年4月1日~2018年6月30日  ※更新有り
週2~3日(週16時間を目安とします)

 

【待遇】
無給。交通費のみ支給(上限2000円/1日)

 

【勤務時間・場所】
10:00~18:00(12:00~13:00はお昼休憩)
ICRC駐日事務所

 

【応募方法】
履歴書(英語&日本語)、志望動機(英文A4 1枚程度)を指定アドレスまでお送りください。

 

【応募受付期間】
2018年2月8日~2018年3月5日

 

2.翻訳・制作インターン

【業務内容】
・ICRCニュースの英文和訳
・駐日事務所ニュースの和文英訳
・ウェブページの制作補助と各種IT関連業務
・ICRC広報誌と配布物の制作補助
・制作プロダクションとの交渉
・各種イベントのアテンド、手伝い
・図書コーナーの管理
・その他、事務全般

 

【応募資格】
・高い英語理解力、日本語ネイティブ
・専門、国籍問わず、明るく健康な方
・紛争地での人道支援に興味のある方
・MS Word、Excel、PowerPoint等を使って作業ができる方。
・大学4年生以上が望ましい

 

【募集人数】
若干名

 

【業務期間 】
2018年4月1日~2018年6月30日 ※更新有り
週2~3日(週16時間を目安とします)

 

【待遇】
無給。交通費のみ支給(上限2000円/1日)

 

【勤務時間・場所】
10:00~18:00(12:00~13:00はお昼休憩)
ICRC駐日事務所

 

【応募方法】
履歴書(英語&日本語)、志望動機(英文A4 1枚程度)を指定アドレスまでお送りください。

 

【応募受付期間】
2018年2月8日~2018年3月5日

 

インターン体験談  その1

キャサリン・マッカビー (リサーチ・インターン)

Q:なぜインターンをしようと思ったのですか?

大学院の時に国際関係論を専攻し、人道支援や国際人道法(IHL)について学びました。その知識と経験、そして日英両方の語学力を生かして日本で働きたいと思い、応募しました。

 

Q:主な業務内容は?

日本国内をはじめ、日本を取り巻く地域情勢についてリサーチしています。日本語や英語の新聞記事、ウェブサイト等をベースに情報収集し、英語で取りまとめるのが私の主な業務です。集められた情報は、ICRC内の関係部局や他の代表部とも共有されます。加えて、日本語から英語へ、英語から日本語への翻訳も時々行っています。

 

Q:インターンを通じて学んだことは?

一つは、IHLの役割についてです。大学院で国際法の講義を受けましたが、IHLの知識はあまり身についていませんでした。でも、ICRCでインターンするようになり、IHLそのものについてと日本のIHLに対する立場、そしてIHLにおけるICRCの役割について理解を深められたことが私にとって大きな収穫です。

また、ICRC主催の大学生・大学院生を対象にした国際人道法夏期講座があることを知り、2017年に韓国で行われた講座にも参加しました。紛争現場で実際にIHLに携わる実務家や他国の学生と一緒に現在課題となっていることや、将来、IHLに突きつけられるであろう難問について議論できたことは、多角的な視点からIHLの理解を掘り下げるのに役立ちました。(夏期講座の参加報告はこちら

もう一つの収穫は、私自身、日本で働いたことがなかったので、電話の取り方からお客様対応など、アカデミック以外の部分でもたくさんのことを学んだことです。

 

Q:インターンをしていて感じるICRCの魅力は?

国によって抱えている課題やその背景が異なるので、目指すところは同じでも、各国のオフィスが持つ視点や問題解決の方法もさまざまです。傍からみていると、それぞれの地域に専門家がいて、知見を共有しながらお互いに学びあう姿があります。それこそが国際組織ならではの強みであり、面白いところだと思います。

 

Q:インターンシップのメリットは?

オフィスには、海外で活動するICRC職員の方たちが来訪します。法務アドバイザー、武器汚染の専門家など。いろんな人たちから直接話を聞けるのも、このオフィスで働く醍醐味です。また、英語やフランス語の書類に直に触れる機会があることも、語学能力を高めるのに役立ちます。国際組織で働くことは、若い人にとって、特に国際的な仕事に従事したいと思っている日本人や日本に留学している学生にとって良い経験になると思います。

 

インターン体験談  その2

岩田 佑美 (翻訳・制作インターン)

Q:なぜインターンをしようと思ったのですか?

大学院在学中に、友人に頼まれて国際協力フェスティバル「グローバルフェスタ」のお手伝いをしたのがきっかけです。ICRCが国際人道法(IHL)の普及活動や、紛争地で人道支援に従事していることをそこで知りました。大学院で国際刑事法や紛争予防について学んでいたので、ICRCの活動に関心を持ち、応募しました。

 

Q:主な業務内容は?

インターンを始めた直後には(毎年12月ごろに実施される)国際人道法模擬裁判国内大会の運営のサポートをさせて頂きました。当日配付する冊子の準備から、当日の大会運営、そして司会に至るまで幅広く任されました。現在は和文記事の英訳、英文記事の和訳、また、ICRCがケンブリッジ大学出版局と発行しているInternational Review of the Red Crossという学術図書の日本語版出版に向けた翻訳原稿の校閲を行っています。

 

Q:インターンをしていて面白いと感じることは?

いろいろありますが、模擬裁判で学生たちが念入りな準備をした上で熱い議論を交わしているのを直に見れたことは、とても刺激になりました。また、記事の翻訳をしている際には、日英両方の複数の記事にあたり、どのような用語が用いられているのかを参考にするようにしています。そのため、様々な観点から新聞記事を見るようになりました。

また、オフィスで一緒に働く他のインターンも、多様なバックグラウンドを持っているので、話を聞いていると刺激を受けます。また、昼食時に職員と交わす会話からも、自分のやっている仕事だけでは見えてこないことを知ることができて、面白いです。

 

Q:ここでのインターンの仕事はどんな人に向いていると思いますか?

現在、広島・長崎の被ばく者の体験談などを翻訳しています。紛争やIHLに関心を持っている方々はもちろんですが、ジャーナリズムに関心がある人にとっても、興味深い業務なのではないかと思います。

 

Q:インターンシップのメリットは?

インターンシップは、最近でこそ多く見受けられるようになりましたが、私が学部生の頃は遠い存在で、就職活動の一環だと思っていました。しかし、実際にやってみると、インターンだからこそ経験できることがあると実感します。国際機関や人道支援団体で働きたいと思う方のみならず、誰にとっても、未来の自分の働き方をイメージするのに役立つはずです。また、アルバイトと違って給与でないところに働くことの面白さを見出すこともできると思います。少しでも興味があるのでしたら、チャレンジする気持ちで一歩を踏み出してみてはどうでしょうか。就活でアドバンテージになること間違いなしです!