ペルー大使公邸人質事件から20年
お知らせ
2017.06.08
今から20年前の1997年4月22日、72人の人質が在ペルー日本大使公邸で、約4か月間にわたる厳しい試練に打ち勝ちました。当時、事件に携わったICRCは、政府と武装グループの当事者間の対話を促し、人質となっている人々が家族と連絡を取れるようにし、食料を届け、健康や衛生面でのケアを行うなど、中立な人道支援組織として最善の結果に導けるようあらゆる力を尽くしました。
20周年を記念して、私たちは、127日間にわたった同事件を乗り越えた人物にインタビューを行いました。青木盛久元駐ペルー大使、マルコ・ミヤシロ元ペルー国家警察長官、日本赤十字社から現地に派遣されていた中田晃氏、そしてICRCペルー代表部の首席代表だったミシェル・ミニグの4名です。それぞれの立場から当時を振り返り、人質事件におけるICRCの役割について回顧しています。
青木盛久 元駐ペルー大使インタビュー
中田晃 氏(日本赤十字社職員)インタビュー