プロのフォトジャーナリストを対象とした「人道ビザドール賞」作品募集のお知らせ
このたびプロのフォトジャーナリストを対象とした、第11回人道ビザドール賞のエントリー作品を募集します。エントリー希望の方は、下記の応募用紙に必要事項を記入し、写真を同封のうえ、6月8日までに所定の宛先(ICRCパリ地域代表部)まで、メールまたは封書でお送りください。皆様のご応募をお待ちしております。
応募用紙のダウンロードはこちらから
フランス(ICRC)―赤十字国際委員会(ICRC)の人道ビザドール賞は、フランス南部ペルピニャンで毎年9月に開催されるフォトジャーナリズム祭「ビザ・プール・リマージュ」において、報道写真企画部門の作品に授与される賞です。
これまでの募集作品のテーマは、2011年から2015年までが「紛争下における医療危機」、2015年から2017年までは「紛争下の女性」、そして2018年以降は「都市部での戦闘から逃れる人々(urban warfare and the consequences for people forced to hide or flee)」です。人道ビザドール賞の受賞者には、ICRCより副賞8,000ユーロ(約105万円)が授与されます。
過去の受賞者は、カタリナ・マーティン・チコ氏(2011年)、マニ・イ・ベンチェラ氏(2012年)、セバスチァーノ・トモダ氏(2013年)、ウィリアム・ダニエルズ氏(2014年)、ディアーナ・ゼイネブ・アルヒンダウィ氏(2015年)、ホアン・アレドンド氏(2016年)、アンジェラ・ポンセ・ロメロ氏(2017年)、ベロニク・ド・ビゲリエ氏(2018年)、アブドゥルモナム・イッサ氏(2019年)、アルフレッド・ボスコ氏(2020年)の10名。また、日本人では林典子さんが2013年に金賞を受賞しています。 今年の人道ビザドール賞を受賞し、こうした世界的なフォトジャーナリストに名を連ねるのは「あなた」かもしれません。
追記:今年の人道ビザドール賞には、昨年12月に亡くなった、フォトジャーナリストであり人道ビザドール賞の審査員であったブノワ・シェーファー氏への追悼の意が込められています。
過去の受賞作品はこちら:2011~2020年の作品回顧展