赤十字 x ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 「戦争と”生きる力”プログラム」のご案内
報道関係各位
平素より皆様には大変お世話になっております。
赤十字国際委員会(ICRC)とショートショートフィルムフェスティバル&アジアが戦後70年を機に立ち上げた「戦争と“生きる力”プログラム」が、今年で二年目を迎えます。
つきましては、皆様にも是非ご覧いただきたく、6月4日(土)の表参道での上映に併せて、メディア席を設けてご招待いたします。鑑賞後は、昼食込みのレセプションの場も設けますので、併せてご出席いただければ幸いです。
今年は短編映画9作品をセレクトし、プログラムを1と2に分割。今回皆様にご覧いただくのは「プログラム1」の5作品です。戦争というと「辛い、悲しい、重い」といったイメージが先行しがちですが、1969年にカナダ滞在中のジョン・レノンを訪ねてインタビューをした14歳の少年のテープをもとに作られたアニメーション映画や、アメリカとイランの協議の場における通訳たちの“もう一つの外交”を描いたコミカルな作品など、バラエティーに富んだ作品を揃えました。長さも、最短の作品で5分強、最長で25分弱。凝縮されたメッセージを受け手に届け、戦争というテーマを通して、現代社会に生きる私たちの立ち位置についても考えるきっかけを与えるセレクションとなっています。
世界では今この時も、何百万もの老若男女が、解決の糸口が見つからない戦闘によって人生を狂わされています。さまざまな闘いの最前線にいる人に思いを馳せ、今こそみんなの「生きる力」を支える時です。是非、会場に足をお運びください。
記
上映
日時:2016年6月4日(土) 開館11 :00 / 上映11 :30〜13 :10
会場:表参道ヒルズ スペースオー (渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館B3F)
アクセスはこちらをご覧ください。
レセプション
日時:2016年6月4日(土) 13:30開始、1時間30分程度
会場:カフェ ル・ポミエ (渋谷区神宮前5-8-2 日本看護協会ビル2F)
※表参道ヒルズと道を挟んで向かいです
お申し込み
お名前、ご所属先、ご連絡先をご明記の上、事前にメールにてお申込みください。
当日の会場での取材も受け付けております。
ICRC広報 Email : tok_com@icrc.org
「戦争と“生きる力”プログラム」とは、、、
さまざまな”闘い”の最前線にいる人に思いを馳せ、今こそみんなの「生きる力」を支えるとき 。
地球上のどこかでは今この時も、戦闘やテロ、都市型暴力の犠牲になっている人たちがいます。あらゆる面でグローバル化が進み、ボーダレスになった今、私たち日本人にとっても決して他人ごとではありません。 作品に登場するさまざまな境遇の人たちの人生や想いに触れ、まずは身近な人を思いやり、助け合うことから、みんなの「生きる力」を支えてみませんか?
上映作品のご紹介
英雄たち フランス/21:51/ドラマ/2015
1919年、彫刻家ポールの仕事は国中に建てられた多くの慰霊碑への名前彫りだった。サンセールの町で彼の心に戦争のトラウマが蘇る。彼はこの慰霊碑を彫りあげ、自分の人生を取り戻すことが出来るのだろうか。
世界平和会議 アメリカ/8:51/2012
アメリカとイランの高官が外交会談を行う。通訳は交渉がこじれないよう必死。気づけば通訳の権限を越えて政策の変更までしていた!しかし高官たちの怒りが爆発し、誤解が大きくなると、通訳は最悪の事態を避けようと…。
新しい天使 オランダ/23:19/ドラマ/2015c
幼い少年たちの人生に戦争がもたらすものとは?アフガニスタンからの難民、アリ兄弟。母国に帰ることが出来ない彼らは、ある夢を叶える為、学校が終わると日々靴磨きの仕事に励む。
勇敢な者、大胆な者 アメリカ/17:00/ドラマ/2014
アパートのエレベーターで陸軍の二人がある婦人とすれ違う。その後彼女は二人を避けるようにして、アパートの中を彷徨い始めるが・・・。
アイ・メット・ザ・ウォルラス カナダ/5:15/ドキュメンタリー/2007
1969年、トロント滞在中のジョン・レノンの部屋に押しかけインタビューをした14歳のジェリー・レヴィタン。38年後、少年が録音したテープはアニメーションにのせた映画となり、普遍のメッセージを伝える。