ICRC中東事業局長による中東情勢に関する声明
お知らせ
2024.02.07
以下は、赤十字国際委員会(ICRC)ファブリツィオ・カルボーニ中東事業局長が2024年2月6日に発表した中東情勢に関する声明文です。
「中東における暴力の連鎖を深く憂慮し、ガザとイスラエルでの紛争が地域全体に広がる事態に対して強く警告します。中東地域は、何十年もの間人道危機に陥っており、特にイエメン、イラク、レバノン、シリアの人々が、最も高い代償を払わされています。
敵対行為の激化は、さらなる苦しみを引き起こし、既に起きている人道危機を一層悪化させる可能性を高めます。この地域の人々にとって最も必要なものは、暴力からの解放です。
私たちは、すべての当事者に対し、民間人の命を最優先として、国際人道法の原則を遵守するよう求めます。事態の鎮静化と人々の命や尊厳の保護に向けた努力が不可欠です。」
"We are deeply concerned by the waves of escalating violence in the Middle East and strongly warn against the further regionalization of the conflict in Gaza and Israel."
Statement from @FCarboniICRC following the recent developments#Newsroom 👉 https://t.co/U9bR71x8zY pic.twitter.com/HtlFrcke6O
— ICRC (@ICRC) February 6, 2024