ユース報告会を8月29日(核実験に反対する国際デー)に実施!~核兵器禁止条約第一回締約国会議に参加して

イベント
2022.08.23

6月21-23日に開催された核兵器禁止条約第一回締約国会議。発表の際にスクリーンに映し出されるICRCユース代表の奥野(左)と髙垣(右) 🄫ICRC

今年6月にオーストリアの首都ウィーンで開催された「核兵器禁止条約第一回締約国会議」に、赤十字国際委員会(ICRC)と日本赤十字社は3名のユース代表を派遣。2021年1月に条約が発効して以来、締約国やオブザーバー国が初めて集った歴史的な会議において、被ばく者の声を届けるだけでなく、環境や気候変動、ジェンダーに絡めて幅広い観点から問題提起を行いました。現地ではまた、ICANフォーラムなど市民社会のイベントにも積極的に参加。志を同じくする仲間たちとのネットワークを広げ、赤十字の人道上のイニシアチブを示すことに大きく貢献しました。

オンライン報告会では、ウィーンで一連のイベントに参加した有志と共に、現地での成果を振り返りながら、そこで得た気付きや経験を次にどうつなげ、広げていくかについて、参加者を交えて意見交換します。

8月26日にアメリカ・ニューヨークの国連本部で核拡散防止条約(NPT)再検討会議が閉幕するタイミングで、改めて核軍縮、そして究極のゴールである廃絶に向けた次世代の役割と課題、挑戦について一緒に考えていく仲間を増やし、継続したアクションにつなげていくのが本イベントの目的です。奮ってご参加ください。

開催概要

登壇者(敬省略)

    報告者:

  • ZHAO Xianghao(大分県青年赤十字奉仕団・日本赤十字社ユース代表)
  • 奥野華子(ICRCユース代表)
  • 髙垣慶太(ICRCユース代表)
  • 高橋悠太(KNOW NUKES TOKYO)
    ファシリテーター:

  • 田中美穂(カクワカ広島)
  • 廣瀬未沙(大阪府青年赤十字奉仕団)
  • 崇徳高等学校新聞部部員

ICANフォーラムにも出席した赤十字のユース代表(左から、ZHAO Xianghao、奥野華子、髙垣慶太)©ICRC