ICRCと日本
日本におけるICRCの使命
第二次世界大戦当時、日本は国際社会から支援を受ける側でした。しかし戦後75年以上経った今、支援を行う側に身を置いています。
赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部は、政府をはじめ関係当局と、協力関係の強化や人道的貢献について積極的に協議し、国際社会における日本のステータスに見合った貢献を政府に促し、協力していきます。
ICRC駐日代表部の主な活動
「人道」への
関心喚起
関心喚起
政府をはじめ関係省庁やアカデミック、市民社会のインフルエンサーにICRCの活動や国際人道法を周知し、世界の人道問題と日本の貢献を共に論じる。
民間セクターや大学との連携
紛争地の人道ニーズに効率的、効果的に対応するため、最先端の技術を用いて現場にイノベーションをもたらす。
日本における
「人道外交」
「人道外交」
ICRCの主要ドナー国である日本の省庁、主に人道分野に関与する外務省や防衛省の関係当局と情報・意見交換を行い、紛争地での人道的対応について協議する。
邦人職員を
増やす
増やす
ICRCを通じて人道支援を行う邦人職員を増やし、世界各地で人道ニーズに対応する仲間を募集する。
戦闘手段や
兵器の人道性を
問う
兵器の人道性を
問う
国際人道法の守護者・番人として、核兵器やサイバー攻撃、AI兵器など、非人道的結末をもたらす戦闘手段や兵器に関して議論の場を設け、世論を喚起する。