2017年度国際人道法模擬裁判大会 国内予選
赤十字国際委員会(ICRC)駐日事務所は、2017年度国際人道法(International Humanitarian Law:IHL)模擬裁判アジア・太平洋地域大会国内予選を、12月2日、3日に早稲田大学において開催します。日本国内の大学および大学院に在籍する方であれば、どなたでも参加可能です。奮ってご参加下さい。
国際人道法(IHL)模擬裁判大会は、IHLを、机上の学問としてのみでなく、武力紛争の現場で実際に適用されるルールとして、より多くの学生に理解を深めてもらうことを目的した催しです。本国内予選はICRC駐日事務所主催により平成22年に始まり、今年で8度目となります。4人一組で構成された出場チームは、武力紛争下における諸事象に関わる設定問題に対し、検察側と弁護側に分かれて弁論します。尚、平成28年度の本国内予選(http://jp.icrc.org/event/mootcourt2016-result/)では、京都大学チームが優勝しました。
また、本国内予選で優勝したチームには、平成30年3月(予定)に香港で行われるIHL模擬裁判アジア・太平洋地域大会への出場資格が与えられます(旅費はICRC負担)。
※チラシのダウンロードはこちら
詳しくは下記応募要領をご覧下さい。多くの方のご参加をお待ちしています。
【大会概要】
主催: 赤十字国際委員会(ICRC)駐日事務所
後援: 外務省、日本弁護士連合会、日本赤十字社
日時: 平成29年12月2日(土)、3日(日)
場所: 早稲田大学 早稲田キャンパス
使用言語:英語
お問い合わせ:IHL模擬裁判大会国内予選事務局
Email: ihlmootcourtjapanround@gmail.com
※お問い合わせは、必ずEmailにてお願いします。
【チーム登録締切】参加チームの登録は締め切らせていただきました。
参加チーム(4人一組)を希望する際には、9月29日までに、事務局宛(上記アドレス)にご連絡ください。
※ IHL模擬裁判大会国内予選出場チームに対する宿泊・交通費の補助について:
首都圏外から参加する方で150km以上の移動がある場合については、ICRCが宿泊・交通費の一部補助を行います。補助を希望される方はチーム参加登録時に、大会事務局までお知らせください。
【国内予選までのスケジュール】
7 月 3 日 (月) 規則、問題発表、チーム登録受付開始
9月29日 (金) チーム登録締め切り
10月13日 (金) クラリフィケーションに関する質問提出期限
10月20日 (金) クラリフィケーション発表
11月10日 (金) メモリアル及び弁論者リスト提出期限
11月24日 (金) 対戦相手校通知、メモリアル交換
12月2 日 (土) 国際人道法模擬裁判大会1日目 予選ラウンド
12月3 日 (日) 国際人道法模擬裁判大会2日目 準決勝・決勝ラウンド
【問題文および大会規則】
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国際人道法とは?
武力紛争において、負傷したり病気を患った兵士や捕虜、そして武器を持たない一般市民の人道的な取り扱いを定めた国際法です。「国際人道法」という名称の条約は存在せず、「1949年のジュネーブ四条約」、「1977年の二つの追加議定書」、「2005年の第三追加議定書」を中心とした、様々な 条約と慣習法の総称が「国際人道法」です。
IHL模擬裁判大会国内予選の聴講者を募集します。
お申込みはこちら
上記にアクセスできない場合は、メールでも受け付けます。
氏名、ふりがな、所属、Emailを記入しihlmootcourtjapanround@gmail.comまでお送りください。
聴講者の申込み締切は、11月17日(金)です。皆様のご来場をお待ちしております。
参考資料のご案内
ICRCの法律顧問により、国際人道法の観点から、模擬裁判へのアプローチ方法について、2015年IHL模擬裁判香港大会の問題文を採りあげ、記事にまとめられています。
IHL模擬裁判大会に参加する学生に向けて書かれたもので、模擬裁判に備え、参考資料としてご活用ください。