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ミャンマー地震から1年

ミャンマー
2026.03.27

©Ku Ki/ICRC

2025年3月28日にミャンマー中部を襲ったマグニチュード7.7の大地震から1年が経ち、サガインやマンダレー、ネピドー、シャン、およびバゴーの一部のコミュニティーは長い復興のプロセスの途上にあります。震災は、武力紛争や避難生活、経済不安の影響を多大に受けている人びとに打撃を与え、既存の人道ニーズを一層悪化させました。

 
ミャンマーで40年以上にわたり活動を続けている赤十字国際委員会(ICRC)は、地震直後から活動を強化しました。ミャンマー赤十字社と緊密に協力し、赤十字運動内での役割を支援しながら緊急援助と長期的な復興支援を提供しました。

ICRCを含む赤十字運動は、過去12カ月で、被災地にいる30万人以上に寄り添ってきました。私たちの支援は、命をつなぐための緊急援助から、復興とレジリエンス構築の活動まで多岐にわたります。シェルター資材や生活必需品、食料の配付、経済的な支援、安全な水と衛生環境、医療の確保などをサポートしました。加えて、地元のパートナーや当局、医療施設への支援を含む、地域の緊急対応能力を強化することにも焦点を当ててきました。

多くの世帯が、住宅の修繕や生計の回復、そして不可欠なサービスへのアクセス確保など、復興に向けた重要な一歩を踏み出しました。地元コミュニティーと緊急対応要員、赤十字ボランティア、国際的なパートナーが一丸となったことで、ここまで来ることができました。

しかし、復興への道のりは平たんではありません。多くの人びとが不安定な情勢下に暮らし、生活に不可欠なサービスは依然として厳しい状況にあります。特に、すでに武力紛争の影響や避難生活を強いられているコミュニティーにおいて顕著です。

<冒頭の写真>
ミャンマー出身の農家、キン・マウン・インさん(59歳)は、2025年3月の地震によって農業で生計を立てるのがいかに厳しくなったかを語ります。
ICRCの農業支援の助けを借りて、彼は現在、自身の農場を再建し、11人の孫たちが仏門に入るための儀式を執り行うという長年の夢が叶うことを楽しみにしています。
ICRCが質の良い籾種や肥料、そして現金を給付したことで、田んぼを再び耕すことができ、収穫高を上げる希望を取り戻すことができました。

英語原文はこちら