南スーダン:家畜を守る
南スーダン
2018.05.14
数十年にわたる武力紛争で、南スーダンでは獣医による家畜の診療がままなりません。こうした事態により、家畜の生産や繁殖を妨げてしまう伝染病や寄生虫、けが、健康問題のリスクが高まります。過去30年間、赤十字国際委員会(ICRC)は、これらのリスクを緩和させるために、家畜を対象にしたプロジェクトを実施してきました。
2018年、ICRCは南スーダンの紛争の影響を受けたコミュニティーを支援し続けています。私たちは食料の配付や生活必需品の提供を行ったり、数千人分の飲み水へのアクセスを改善したりしました。医療チームは外科的処置や外来患者の診察を行い、負傷した人々を避難させました。
2018年1月から3月までの南スーダンでの活動のハイライト
およそ62,000人が月に一度、世帯ごとに食料支援を受け取りました。
64,600人に農業用の種や道具を提供しました。
家畜90,000頭以上にワクチンを接種し、17,500人以上がその恩恵にあずかりました。
267,000人の水へのアクセスを向上させました。
851件の外科的処置を行いました。
子どもを含む28人の社会的弱い立場の人々を、彼らの家族と再会させました。
原文は本文サイト(英語)をご覧ください。