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アフガニスタン・ヌーリスタン州で緊急援助を開始

アフガニスタン
2026.04.22

©ICRC

2026年4月21日、アフガニスタンのヌーリスタン州東部において、継続する武力紛争によりこれまでアクセスが困難だった地域を対象に、緊急援助物資の提供を開始しました。6週間以上にわたり、数千人が、生活必需品や基本的なサービスを手に入れられない状況が続いています。この取り組みは数日間に及ぶ予定で、赤十字国際委員会 (ICRC)とアフガニスタン赤新月社、世界食糧計画(WFP)の三者で調整しながら実施されます。

 

カムデシュ地区およびバルゲ・マタル地区の約1万7,000世帯(住民およそ13万6,000人)は2カ月の間、治安の悪化とアクセス制限により、食料や医療、生活必需品の深刻な不足に直面してきました。

4月上旬以降、ICRCとアフガニスタン赤新月社、国連機関は、中立と公平を掲げる人道支援団体が両地区のコミュニティーへ安全に支障なくアクセスできる条件を整えるため、武力紛争の全当事者と継続的な対話をおこなってきました。

それらの協議を経て、2026年4月21日、緊急支援物資の輸送を開始する至りました。当面は初期対応として、食料や医療物資など命をつなぐための援助物資を優先していきます。また、同州への道路が開通したことにより、市場への物流も徐々に回復しつつあり、医療搬送も再開しました。

同時に、現地で最も緊急性の高いニーズに支援が合致するよう、コミュニティーの代表者とも密接に連携しています。初期の現場調査では、特に食料安全保障と、医療や生活に必要なサービスの分野において、依然として膨大なニーズが存在することが示されています。

関係する人道支援団体は、中立・独立・公平の原則に従って活動することを改めて表明するとともに、妨害されることなく安全に支援対象のコミュニティーにたどり着けるように、引き続きすべての関係者の協力を呼びかけています。

英語原文はこちら