2021年度国際人道法模擬裁判・ロールプレイ大会　国内予選開催

イベント
2021.08.24
国際人道法模擬裁判の様子

@ICRC

赤十字国際委員会（ICRC）駐日代表部は、2021年国際人道法（International Humanitarian Law：IHL）模擬裁判・ロールプレイ大会国内予選を、11月27日（土）、11月28日（日）、12月12日（日）に開催します。

模擬裁判大会、ロールプレイ大会は何れも同じ問題文に基づいて実施され、今年は申し込みのあったチームに対し、事務局より問題文を送付します。模擬裁判大会、ロールプレイ大会には、同じメンバーが出場することも、各々異なるメンバーを登録することも可能となります（各大学からの出場メンバーは模擬裁判４名＋ロールプレイ３名の最大７名で構成可能）。日本国内の大学および大学院（修士課程）に在籍する方であれば、どなたでも参加可能です。奮ってご参加下さい。

2021年度国際人道法模擬裁判

国際人道法（IHL）模擬裁判大会は、IHLを、机上の学問としてのみでなく、武力紛争の現場で実際に適用されるルールとして、より多くの学生に理解を深めてもらうことを目的とした催しです。本国内予選はICRC駐日代表部主催により2010年に始まり、今年で12度目となります。４人一組で構成された出場チームは、武力紛争下の事象に関わる設定問題に対し、検察側と弁護側に分かれて弁論します。

模擬裁判大会国内予選で優勝したチームには、香港で開催するIHL模擬裁判アジア・大洋州地域大会への出場資格が与えられます。

【大会概要】

  • 主催：赤十字国際委員会（ICRC）駐日代表部
  • 後援：外務省、日本弁護士連合会、日本赤十字社
  • 日時・会場：

    • 　11月27日（土）　予選／オンライン
    　12月12日（日）　準決勝・決勝／早稲田大学

  • 使用言語：英語
  • お問い合わせ：IHL国内予選大会事務局　(ihlmootcourtjapanround@gmail.com)

※お問い合わせは、必ずEmailにてお願いします。
※12月12日の準決勝、決勝は現時点では早稲田大学での開催を予定しております。準決勝、決勝に参加するチームに限り、首都圏外から参加する方で150km以上の移動がある場合については、ICRCが宿泊・交通費の一部補助を行います。

【チーム登録締切】

参加を希望する際には、９月24日までに、事務局宛（上記アドレス）に大学名、代表者の氏名・Eメールアドレスをご連絡ください。申し込みのあったチームに対し、事務局より問題文を送付します。

※模擬裁判大会への参加チームは原則として同じ大学から４人一組の構成となりますが、事前に大会事務局が認める場合に限り、同じ大学から４人未満でのチーム（２人、あるいは３人一組）での参加を可能とします。
※参加チームは最大12チームとします。登録チームが12チームを超えた場合、メモリアルによる事前審査を実施します。

【国内予選までのスケジュール】

  • ８月23日（月）チーム登録受付開始
  • ９月24日（金）チーム登録締め切り
  • 10月15日（金）クラリフィケーションに関する質問提出期限
  • 10月22日（金）クラリフィケーション発表
  • 11月８日（月）メモリアル及び弁論者・ロールプレイ参加者リスト提出期限
  • 11月19日（金）対戦相手校通知、メモリアル交換
  • 11月27日（土）開会式、国際人道法模擬裁判大会（予選ラウンド）
  • 11月28日（日）国際人道法ロールプレイ大会（※）、レセプション
  • 12月12日（日）国際人道法模擬裁判大会（準決勝、決勝）、閉会式
      • ※国際人道法ロールプレイ大会参加者のみ。

      【大会規則】

      大会規則はこちら

      【問題文】

      問題文はこちら

      インタビュー記事

      第11回（2021年）国際人道法（IHL）模擬裁判大会国内予選を優勝した東京大学チームのインタビュー記事はこちら

      2021年度国際人道法ロールプレイ

      今年の模擬裁判大会では、日本では２度目の開催となるロールプレイ大会も併せて実施します。ロールプレイでは、武力紛争下におけるさまざまな架空の状況下で、人道支援団体をはじめ民間人、武装勢力など、与えられた役割を演じます。ロールプレイ大会国内予選で優勝したチームには、マレーシアで開催するIHLロールプレイアジア地域大会等への出場資格が与えられます。詳しくは下記応募要領をご覧下さい。多くの方のご参加をお待ちしています。

      【大会概要】

      • 主催：赤十字国際委員会（ICRC）駐日代表部
      • 後援：外務省、日本弁護士連合会、日本赤十字社
      • 日時：11月28日（日）
      • 会場：オンライン
      • 使用言語：英語
      • お問い合わせ： IHL国内予選大会事務局　(ihlmootcourtjapanround@gmail.com)

      ※お問い合わせは、必ずEmailにてお願いします。

      【チーム登録締切】

      参加を希望する際には、９月24日までに、事務局宛（上記アドレス）に大学名、代表者の氏名・Eメールアドレスご連絡ください。申し込みのあったチームに対し、事務局より問題文を送付します。具体的なシミュレーションについては、大会前日までに送付します。
      ※ロールプレイ大会の参加人数は、同じ大学から３人一組の構成となります。模擬裁判大会、ロールプレイ大会には、同じメンバーが出場することも、各々異なるメンバーを登録することも可能です。
      ※参加チームは最大12チームとします。登録チームが12チームを超えた場合、模擬裁判大会に参加する大学の参加を優先します。

      【国内予選までのスケジュール】

      • ８月23日（月）チーム登録受付開始
      • ９月24日（金）チーム登録締め切り
      • 11月８日（月）ロールプレイ参加者リスト提出期限
      • 11月26日（金）シミュレーション配付
      • 11月27日（土）開会式
      • 11月28日（日）国際人道法ロールプレイ大会、レセプション
      • 12月12日（日）閉会式

      【大会規則】

      大会規則はこちら

      国際人道法とは？
      武力紛争において、負傷したり病気を患った兵士や捕虜、そして直接戦闘に参加しない一般市民への人道的な取り扱いを定めた国際法です。「国際人道法」という名称の条約は存在せず、ジュネーブ四条約と三つの追加議定書を中心とし、戦闘方法や武器の制限を規定するハーグ法など様々な条約と慣習法の総称が「国際人道法」です。

      サイドイベント：ICRCでのキャリアについて

      11月27日（土）17時15分～、2021年度国際人道法模擬裁判・ロールプレイ大会国内予選のサイドイベントして、同志社大学博士課程 大西耕輔氏をお招きし、ICRCのキャリアについて紹介します（英語）。参加を希望される方はこちらからお申込みください（11月26日（金）17時締切）。ご登録いただいた方には、イベント開始までに詳細をお送り致します。模擬裁判・ロールプレイ大会に参加をされるチームの方（及びチームの応援のために参加するオブザーバー参加の方）は申し込みは不要です。

      Kosuke Onishi PhD Candidate, Doshisha University, Kyoto

      Kosuke Onishi is a PhD Candidate at the Doshisha University Faculty of Law. He is currently studying deception and misinformation in armed conflict.

      Kosuke has worked as a legal and policy advisor, ad interim, for the Washington Delegation of the International Committee of the Red Cross (ICRC). Prior to this post, Kosuke covered issues relating to peaceoperations, counter-terrorism, and humanitarian operations more broadly for the ICRC Delegation to the United Nations in New York as a legal intern, and later as a humanitarian affairs advisor. He also had a brief post in Geneva at the ICRC headquarters in the office of the Director of Law and Policy, Dr. Helen Durham.

      Kosuke holds an MA in global politics and law from Doshisha and Sheffield Universities (dual degree), a LLM in public international law from Leiden University.

      国際人道法模擬裁判大会2021国内予選　決勝法廷　聴講者募集（オンライン視聴）のお知らせ

      ※出場校の応援の方は、準決勝、決勝法廷とも、早稲田大学からの参加が可能です。オンラインからの参加を希望の方は下記リンクよりお申込みください。会場からの参加をご希望の方は、別途チーム代表者を通じてお申し込みください。

      2021年12月12日（日）、早稲田大学にて、国際人道法模擬裁判大会2021国内予選　準決勝・決勝法廷を開催致します。11月27日（土）に開催された予選ラウンドの結果、上位４大学が準決勝に進みます。

      一般の聴講については、決勝法廷のみ、オンラインから視聴可能となっております。ご希望の方は、こちらよりお申込みください。
      https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Gzct6GbLSlecn4TaS-Qu5A

      • 日時：12月12日（日）
      • 方法：Zoom Webinar
      • プログラム
        13時～14時45分：決勝法廷
        14時45分～15時15分：サイドイベント：「赤十字と核兵器」についてのトークセッション
        15時15分：閉会式

      2021年度国際人道法模擬裁判大会　国内予選開催の詳細はこちら
      ご不明点がございましたら ihlmootcourtjapanround@gmail.com までお問合せください。

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