2025年度国際人道法模擬裁判大会国内予選 参加者募集のお知らせ

ⓒICRC
赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部は、2025年度国際人道法(International Humanitarian Law:IHL)模擬裁判大会国内予選を、11月8日(土)、11月9日(日)に開催します。今年の模擬裁判大会では、これまでオンラインで実施していた予選を対面形式に切り替え、6年ぶりに予選から完全対面での開催となります。
模擬裁判大会及び11月1日(土)に開催するロールプレイ大会は何れも同じ問題文に基づいて実施します。模擬裁判大会、ロールプレイ大会には、同じメンバーが出場することも、各々異なるメンバーを登録することも可能となります(各大学からの出場メンバーは模擬裁判4名+ロールプレイ3名の最大7名で構成可能)。日本国内の大学および大学院(修士課程)に在籍する方であれば、どなたでも参加可能です。奮ってご参加下さい。
※11月1日のロールプレイ大会は東京大学駒場キャンパス、11月8日、9日の模擬裁判大会予選、準決勝、決勝は宇都宮大学での開催を予定しております。
2025年度国際人道法模擬裁判大会
国際人道法(IHL)模擬裁判大会は、IHLを、机上の学問としてのみでなく、武力紛争の現場で実際に適用されるルールとして、より多くの学生に理解を深めてもらうことを目的とした催しです。本国内予選はICRC駐日代表部主催により2010年に始まり、今年で16度目となります。4人一組で構成された出場チームは、武力紛争下の事象に関わる設定問題に対し、検察側と弁護側に分かれて弁論します。
模擬裁判大会国内予選で優勝したチームには、香港で開催するIHL模擬裁判アジア・大洋州地域大会への出場資格が与えられます。
【大会概要】
- 主催:赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部
- 日時:11月8日(土)・9日(日)
- 会場:宇都宮大学峰キャンパス
- 使用言語:英語
- お問い合わせ: IHL国内予選大会事務局 (ihlmootcourtjapanround@gmail.com)
※お問い合わせは、必ずEmailにてお願いします。
【問題文】
問題文はこちら
【大会規則】
大会規則は近日公開予定
【チーム登録締切】
8月1日登録開始予定
※模擬裁判大会への参加チームは原則として同じ大学から4人一組の構成となりますが、事前に大会事務局が認める場合に限り、同じ大学から4人未満でのチーム(2人、あるいは3人一組)での参加を可能とします。 ※参加チームは最大12チームとします。登録チームが12チームを超えた場合、メモリアルによる事前審査を実施します。
【大会スケジュール(仮)】
- 9月23日(火)チーム登録締め切り・クラリフィケーションに関する質問提出期限
- 9月26日(金)クラリフィケーション発表
- 10月19日(日)メモリアル及び弁論者リスト提出期限
- 11月4日(火)対戦相手校通知、メモリアル交換
- 11月8日(日)開会式、国際人道法模擬裁判大会(予選ラウンド)
- 11月9日(日)国際人道法模擬裁判大会(準決勝、決勝)、閉会式
【決勝法廷傍聴申し込み:10月31日(金)締切】
決勝法廷は一般傍聴も可能です。傍聴のお申し込みは、8月1日から受け付けています。お申し込みいただいた方には、締切後、大会事務局から詳細をご連絡します。
国際人道法とは?
武力紛争において、負傷したり病気を患った兵士や捕虜、そして直接戦闘に参加しない一般市民への人道的な取り扱いを定めた国際法です。「国際人道法」という名称の条約は存在せず、ジュネーブ四条約と三つの追加議定書を中心とし、戦闘方法や武器の制限を規定するハーグ法など様々な条約と慣習法の総称が「国際人道法」です。