短編映画上映&公開シンポジウム
国際短編映画祭 SSFF & ASIA「戦争と生きる力」プログラム サイドイベント
~米国アカデミー賞短編実写部門受賞作品も上映~
1999年に東京・原宿で生まれ、今年19年目を迎えた米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA、代表:別所哲也氏)。
赤十字国際委員会(ICRC)は、2015年の戦後70年を機に、SSFF & ASIA内に「戦争と生きる力」プログラム を立ち上げました。
3 年目の今年は、コメディーやアニメーション、ドキュメンタリーなど、エンターテインメント性に富んだラインナップで、時勢を反映した移民や難民問題、銃社会などに斬り込んでいます。
本イベントでは、6月に東京都内と横浜市内で上映されている「戦争と生きる力」プログラム2から6作品をご覧いただいた後、トークゲストをお招きして、作品に登場するさまざまな境遇の人たちの人生や想いをひもときます。身近な人を思いやり、助け合うことの大切さ、そして平和であることのありがたみを、改めて皆さんと一緒に考える機会にしたいと思います。
お迎えするのは、今注目のフォトジャーナリスト・安田菜津紀さんと、ICRCが監修したジャーナルコミック「14歳の兵士 ザザ」の原作者・大石賢一さんです。
イベント後は、両氏による本の販売・サイン会も行います。奮ってご参加ください。
※チラシのダウンロードはこちら
記
【日時】2017年6月19日 (月) 18:30-20:30 ※本の販売・サイン会は20:50終了
【場所】日本看護協会ビル地下2階 JNAホール (東京都渋谷区神宮前5-8-2)
【入場料】無料
【主催】赤十字国際委員会(ICRC)
【協力】(公社)日本看護協会、SSFF & ASIA
【参加申し込み】メールまたはお電話で、赤十字国際委員会宛でお願いします。
icrc.symposium@gmail.com / 03-6628-5460
トークゲスト
【フリージャーナリスト・安田菜津紀さん】
1987年神奈川県生まれ。studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。
現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる ―ウガンダのエイズ孤児たち―」で第8回名取洋之助写真賞受賞。写真絵本に『それでも、海へ 陸前高田に生きる』(ポプラ社)、著書に『君とまた、あの場所へ シリア難民の明日』(新潮社)。『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)。上智大学卒。 現在、J-WAVE『JAM THE WORLD』水曜日ナビゲーター、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。東京成徳大学非常勤講師。
【マンガ脚本家・大石賢一さん】
東京神田生まれ。大手広告代理店勤務を経て、『HOTEL』でマンガ脚本家デビュー、その後も『STATION』『朝倉くん、ちょっと!』など次々とヒット作を生み出し、ドラマ・映画などで映像化される。2014年にはICRCのMANGA×ひとのチカラキャンペーンの一環で、アフリカを訪問。ルワンダでは大虐殺の歴史を、またコンゴ民主共和国では、元子ども兵士や性暴力の被害者、武装グループのリーダーを取材し、翌年学研パブリッシング(現:学研プラス)からジャーナルコミック『14歳の兵士 ザザ』を出版した。近年は、原作・脚本執筆に留まらずコミック・プロデューサーとして新しい表現の開発や人材育成にも手腕を発揮している。
モデレーター
【SSFF & ASIAディレクター・東野正剛さん】