第一次世界大戦の開戦から100年

フランス
2014.10.21

今年は、第一次世界大戦の開戦から100年にあたります。そこで日本が参戦した8月23日までの100日間、当時の写真を毎日一枚ずつ、ICRC駐日事務所の公式ツイッターで紹介しました。史上初の世界大戦とは、い­ったいどんな戦争だったのか。本フォトギャラリーは、この100枚の画像の中から、特にフォロワーのみなさまから多くリツイートいただいた画像を紹介します。

#100pics100years 一枚目の写真は、大戦中のフランス北東部、シャンパーニュの最前線で負傷兵に応急処置を施す医師をとらえています。このように赤十字の標章をつけることで攻撃の対象としてはならないよう区別されました。

#100pics100years 今日の一枚は、ドイツ北東部のポツダムから。写真の女性たちは、ドイツ赤十字社のボランティアです。戦地へ出陣するドイツ兵のために、食料の準備をしています。

#100pics100years 第一次世界大戦中、イギリス赤十字社が使用した救急飛行機です。

#100pics100years 今日紹介するのは、ドイツのホルツミンデン強制収容所で、食料配付の列に並ぶ被拘束者の写真。私たちの収容所訪問の活動の始まりを記録した、貴重な一枚です。

#100pics100years 今日の一枚は、第一次世界大戦中のドイツからです。同国北部の港町、ザスニッツに到着するスウェーデン汽船に乗っているのは、故郷に帰還するドイツ人捕虜です。

#100pics100years 1914年の「クリスマス休戦」は、対峙していた軍同士が自発的に停戦するという、歴史に残る時間でした。今日はその時からの一枚。フランス南東部バルスロネットの収容所でクリスマスを祝うドイツ人捕虜です。 

#100pics100years 塹壕戦が主であったこの大戦では、#救助犬 の活躍が多くの兵士の命を救います。フランス兵から #応急手当 を受ける救助犬を写した一枚。 

#100pics100years 大戦勃発直後、ドイツ軍とフランス軍の戦闘が激しさを増すアルザスからスイスへと避難する一般市民。

#100pics100years 5カ月の予定で派遣された日赤の救護班は、フランスから半年の期間延長を要請され、さらに戦争救護が終了する1916年7月まで勤務することに。この間、救護した患者数は延べ5万4832人にも上りました。

#100pics100years 日赤はイギリスに26人を派遣。1914年12月に横浜を出発、2月からロンドン郊外ネトリーの陸軍病院で勤務を開始します。迅速で節度ある対応が称賛され、期間延長要請を受け1915年12月まで活動しました。

#100pics100years フローレンス・ナイチンゲール女史の墓を訪れる日赤の救護班。イギリスでの救護作業を終えた一行は、1916年1月にロンドンを出発し、3月に帰国しました

#100pics100years 大戦中に、活動資金を集める目的で販売された赤十字ポストカードです。

#100pics100years スウェーデン赤十字社の支援で、ロシアとシベリアでの抑留から解放された元捕虜。皆、戦争で障がいを負っています。

#100pics100years 国際捕虜局で働く女性を写した一枚。同局では、捕虜宛の手紙や小包だけでなく、郵便為替の取扱いも行われました。

#100pics100years 千葉の習志野に収容されていたオーストリア人とハンガリー人捕虜を写した一枚です。