中央アフリカ共和国:基本的生活ニーズを支援

中央アフリカ共和国
2018.01.15

中央アフリカ共和国は、世界最貧国そして政情不安の国の一つです。

2013年に発生した宗教に絡んだ危機は、地域間の紛争へと発展。既にもろかった同国の経済社会構造を崩壊へと導きました。基本的な社会サービスは提供されていません。

ICRCは治安と人道的状況の悪化をとても心配しています。

今日、同国の人口約500万の5分の1にあたる人たちが、国内避難民もしくは難民となってさまよっています。2018年に入っても武装勢力間の激しい戦闘は継続の兆しを見せていて、人道ニーズは深刻化しています。

約1850人が中央アフリカ共和国のムベラ・キャンプで暮らしている © Christophe da Silva/ICRC

ICRCは食料や飲料水などの配給を行うほか、子どもたちの栄養状態を検査し、補助食を配付。栄養失調が深刻な場合は、入院させることもある © Christophe da Silva/ICRC

キャンプで暮らす避難民のための支援物資・必需品の積み下ろし © Christophe da Silva/ICRC

食料や水、シェルター、医療サービスなど、基本的生活必需品へのアクセスは、難民キャンプに住む人々にとって大事な要素 © Christophe da Silva/ICRC

中央アフリカのカガ・バンドロ総合病院には、マラリアに感染し栄養失調に陥っている子どもたちを治療をさせようと、避難民たちが集まる © Christophe da Silva/ICRC

ラザレの難民キャンプで生活するのは約3700人。私たちは、キャンプのインフラ整備や農業開発を支援 © Christophe da Silva/ICRC

ラザレ・キャンプでは、水道ポンプの設置が安全な水へのアクセスを確実にする © Christophe da Silva/ICRC