2023年度国際人道法模擬裁判・ロールプレイ大会 国内予選参加者募集のお知らせ
赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部は、2023年国際人道法(International Humanitarian Law:IHL)模擬裁判・ロールプレイ大会国内予選を、12月2日(土)、12月9日(土)、12月10日(日)に開催します。
模擬裁判大会、ロールプレイ大会は何れも同じ問題文に基づいて実施します。模擬裁判大会、ロールプレイ大会には、同じメンバーが出場することも、各々異なるメンバーを登録することも可能となります(各大学からの出場メンバーは模擬裁判4名+ロールプレイ3名の最大7名で構成可能)。日本国内の大学および大学院(修士課程)に在籍する方であれば、どなたでも参加可能です。奮ってご参加下さい。
※12月9日のロールプレイ大会は東京大学駒場キャンパス、10日の模擬裁判大会準決勝、決勝は早稲田大学での開催を予定しております。ロールプレイ大会及び模擬裁判大会準決勝、決勝に参加するチームに限り、首都圏外から参加する方で原則として150km以上の移動がある場合については、ICRCが宿泊・交通費の一部補助を行います。
2022年のIHL模擬裁判・ロールプレイ大会国内予選の様子はこちら
【傍聴申し込み:12月6日(水)締切】
大会の傍聴のお申し込みは、こちらから受け付けています。お申し込みいただいた方には、別途、大会事務局から詳細をご連絡します。
2023年度国際人道法模擬裁判
国際人道法(IHL)模擬裁判大会は、IHLを、机上の学問としてのみでなく、武力紛争の現場で実際に適用されるルールとして、より多くの学生に理解を深めてもらうことを目的とした催しです。本国内予選はICRC駐日代表部主催により2010年に始まり、今年で14度目となります。4人一組で構成された出場チームは、武力紛争下の事象に関わる設定問題に対し、検察側と弁護側に分かれて弁論します。
模擬裁判大会国内予選で優勝したチームには、香港で開催するIHL模擬裁判アジア・大洋州地域大会への出場資格が与えられます。
【大会概要】
- 主催:赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部
- 後援:外務省、日本弁護士連合会、日本赤十字社
- 日時・会場:
- 使用言語:英語
- お問い合わせ:IHL国内予選大会事務局 (ihlmootcourtjapanround@gmail.com)
- 8月21日(月)チーム登録受付開始
- 9月22日(金)チーム登録締め切り
- 10月16日(月)クラリフィケーションに関する質問提出期限
- 10月27日(金)クラリフィケーション発表
- 11月13日(月)メモリアル及び弁論者・ロールプレイ参加者リスト提出期限
- 11月24日(金)対戦相手校通知、メモリアル交換
- 12月2日(土)開会式、国際人道法模擬裁判大会(予選ラウンド)
- 12月9日(土)国際人道法ロールプレイ大会(※)
- 12月10日(日)国際人道法模擬裁判大会(準決勝、決勝)、閉会式
- 主催:赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部
- 後援:外務省、日本弁護士連合会、日本赤十字社
- 日時:12月9日(土)
- 会場:東京大学駒場キャンパス
- 使用言語:英語
- お問い合わせ: IHL国内予選大会事務局 (ihlmootcourtjapanround@gmail.com)
- 8月21日(月)チーム登録受付開始
- 9月22日(金)チーム登録締め切り
- 11月13日(月)ロールプレイ参加者リスト提出期限
- 12月9日(土)国際人道法ロールプレイ大会
12月2日(土) 予選/オンライン
12月10日(日) 準決勝・決勝/早稲田大学
※お問い合わせは、必ずEmailにてお願いします。
【チーム登録締切】
参加を希望する際には、9月22日までに、事務局宛(上記アドレス)に大学名、代表者の氏名・Eメールアドレスをご連絡ください。 ※模擬裁判大会への参加チームは原則として同じ大学から4人一組の構成となりますが、事前に大会事務局が認める場合に限り、同じ大学から4人未満でのチーム(2人、あるいは3人一組)での参加を可能とします。 ※参加チームは最大12チームとします。登録チームが12チームを超えた場合、メモリアルによる事前審査を実施します。
【国内予選までのスケジュール】
※国際人道法ロールプレイ大会参加者のみ。
【大会規則】
大会規則はこちら
【問題文】
問題文はこちら
2020年IHL模擬裁判国内予選を優勝し、アジア・大洋州大会で準優勝を果たした東京大学チームのインタビュー記事はこちら
2022年IHL模擬裁判国内予選を優勝し、アジア・大洋州大会に出場した東京大学チームの記事はこちら(英語)
2022年IHLロールプレイ国内予選を優勝し、ジャン‐ピクテ・コンペティションに出場した立命館アジア太平洋大学チームの記事はこちら(英語)
2023年度国際人道法ロールプレイ大会
今年の模擬裁判大会では、日本では4度目の開催となるロールプレイ大会も併せて実施します。ロールプレイでは、武力紛争下におけるさまざまな架空の状況下で、人道支援団体をはじめ民間人、武装勢力など、与えられた役割を演じます。ロールプレイ大会国内予選で優勝したチームには、ジャン-ピクテ・コンペティション (Concours Jean-Pictet)に出場する際の費用補助を行います。詳しくは下記応募要領をご覧下さい。多くの方のご参加をお待ちしています。
【大会概要】
※お問い合わせは、必ずEmailにてお願いします。
【チーム登録締切】
参加を希望する際には、9月22日までに、事務局宛(上記アドレス)に大学名、代表者の氏名・Eメールアドレスご連絡ください。具体的なシミュレーションについては、大会当日に配布します。
※ロールプレイ大会の参加人数は、同じ大学から3人一組の構成となります。模擬裁判大会、ロールプレイ大会には、同じメンバーが出場することも、各々異なるメンバーを登録することも可能です。
※参加チームは最大12チームとします。登録チームが12チームを超えた場合、模擬裁判大会に参加する大学の参加を優先します。
【国内予選までのスケジュール】
【大会規則】
大会規則はこちら
国際人道法とは?
武力紛争において、負傷したり病気を患った兵士や捕虜、そして直接戦闘に参加しない一般市民への人道的な取り扱いを定めた国際法です。「国際人道法」という名称の条約は存在せず、ジュネーブ四条約と三つの追加議定書を中心とし、戦闘方法や武器の制限を規定するハーグ法など様々な条約と慣習法の総称が「国際人道法」です。
サ イドイベント:基調講演『日本の弁護士から見た国際刑事裁判所での経験』
12月2日(土)17 :15より、2023年度国際人道法模擬裁判・ロールプレイ大会国内予選のサイドイベントとして、和田恵弁護士をお招きし、国際刑事裁判所での経験についてお話しいただきます(日本語)。参加を希望される方はこちらからお申込みください(12月1日(金)12時締切)。ご登録いただいた方には、イベント開始までに詳細をお送り致します。模擬裁判・ロールプレイ大会に参加をされるチームの方(及びチームの応援のために参加するオブザーバー参加の方)は申し込みは不要です。
和田恵弁護士
2007年に弁護士登録(東京弁護士会)。2016年にUC Hastings (現UC San Francisco Law, LL.M)卒業(刑事法専攻)し、NY州で弁護士登録、San Francisco Public Defender’s Officeでインターンを経験。2022年から本年6月まで国際刑事裁判所(ICC)検察局客員実務家として勤務、現在はKollectアーツ法律事務所に所属。