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ベネズエラ地震:緊急対応と現地赤十字社への支援

ベネズエラ
2026.07.09

©Carly Bastidas/ICRC

6月24日にベネズエラで発生した地震の直後から、現地のベネズエラ赤十字社は被災地と政府当局への支援を開始しました。ICRCも緊急支援態勢に入り、水や保健、遺体管理、被拘束者のケアなど幅広い分野でベネズエラ赤十字社の活動をサポートしています。

ICRCはこれまで、ベネズエラ水資源省(MPPAA)に対して浄水のための錠剤を1万8,400個提供しました。これは、病院で使用する最大75万5000リットル分に相当します。スフィア基準では、1日1人15リットルの水を約5万人が利用できる量となります。

スフィア基準についてはこちら(外部リンク)

また、最も大きな被害を受けたラ・グアイラ州では、4つの病院と2カ所の避難所へ合計21基の給水タンクを設置し、29万7,000リットル以上の水を供給しました。さらに、水資源省に20リットルの水ボトル300本、カラカス消防局にポリ袋9000枚保護ゴーグル24個を提供しました。
ICRCの水と住まいチームは、ベネズエラ赤十字社の担当チームに技術支援をおこない、ラ・グアイラにある野外病院のシャワー設備や電気設備の設計を手伝いました。加えて、シャワー8基を設置し、発電機1台と施設用のごみ集積ボックス14個を調達しました。

保健

ベネズエラ赤十字社に対して医療物資と技術支援を提供し、ラ・グアイラにおいて野外病院設置を支援しました。6月26日には、患者に加えて周辺住民にも安全な水を供給できるよう、同社の浄水装置をバルキシメトからラ・グアイラ・スタジアムにある野外病院へ輸送する支援も実施しました。

法医学

6月25日から2日にわたり、ベジョ・モンテにある国立法医学・科学捜査局(SENAMECF)へ遺体袋540個を提供しました。
27日には、650個をラ・グアイラ州内の3カ所に、150個をカラカス消防局に届けました。ICRCはまた、ベネズエラ赤十字が運営する野外病院に臨時の遺体安置所を設置するための技術的指導をおこないました。

生計・生活必需品

ベネズエラ赤十字社本部に、布団とシーツ一式を100セット提供しました。また、被災者の基本的ニーズを迅速に把握するための調査や情報管理について、同社の災害リスク管理部門へ技術支援を実施しました。

被拘束者など自由を奪われた人びと

ICRCは、収容当局に働きかけ、自由を奪われた人びとが家族と連絡が取れるよう支援しました。また、男性用と女性用に150ずつ、計300セットの個人用衛生キットを当局に提供しました。

家族との連絡回復

被災者が家族と連絡を取れるようにするため、ベネズエラ赤十字社に携帯電話10個を提供するとともに、連絡手段を確保できるように既に提供していた通信システムの稼働を支援しました。同社のボランティア9名は、通信サービスおよび家族の連絡回復・再会支援のニーズ評価をおこなうための基礎研修を受けました。ICRCは実際、カラカス市内の4つの病院と2カ所の避難所で、家族の連絡回復・再会支援のニーズ評価を実施するチームに同行し、ホットラインの運営を支援するとともに、情報を求めて電話をかけてきた人びとへ直接支援をおこないました。
ベネズエラ赤十字社に対してはさらにノートパソコン2台を提供しました。また、避難所の所在を把握し、家族との連絡を必要とする人びとを特定し、地方当局や関係機関の対応能力を評価するため、ラ・グアイラでもニーズ調査を実施しました。

英語原文はこちら

国内パートナーの日本赤十字社がベネズエラ地震の救援金の受付を開始しました。
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